途中経過

登場人物の背景的な事情なんかを緻密に書こうと思った
テンポよく読めるものを書こうと思った
一つ目のはカラマーゾフの兄弟とか谷崎の小説とかの影響
二つ目は銀魂を読んで思ったこと

別に感傷に流れたって構いやしない
リアルじゃできもしなさそうなことを夢見て切なくなるのがいいんじゃないかってスタンスで書いてるから
お涙ちょうだいは嫌いだけど、切なくなるくらいはいいだろうよ

読めるとき読めないとき、書けるとき書けないときの差が結構激しいのかも
読めないとき書けないときは苦しい
読まなきゃ書かなきゃ、って思い詰めるから
それをやめたら二度と書かない気がするし、いつまでたっても完成しない気がする

少しはうまくなってるのだろうか
マシになっているのだろうか

何しても楽しくないときは何も考えないで目の前のことをする

自分のなかにちゃんとイメージがあるんだからそれを形にすることだけをとにかく考える
面白いかどうかは知らない
自分がどう思うかすら知らない
そんなに安定したものでもない
ただ、できあがってしまえば、俺の手を離れれば、少しは安心できると思う
今一番怖いのは途中でやめてしまうこと

一日中寝る休日があってもいいじゃない
と、誰かに言ってもらいたい
が、それさえも不安で、
というのも自分のことは自分でやるしかないと思うから
元気になるきっかけをくれるのは他人でも、元気になるのは自分だから

しんどい、しかし踏ん張りどころです