とある先輩の論文読んで思った

なんのための学問だ、とかいう話が最近出てるけど、やっぱり「それ自体面白いから」ってのは大きな理由の一つだよなあ。

面白がってそれを蓄積していけるのが人間らしさだし、他の生き物にはない「余裕」の部分の営みなんであって、逆に言えばそこを削らなきゃいけないってのはどう考えても生き物としての余裕がないからだろう。
端的に言って経済が落ちてることと切り離せない。

そういうことを抜きにして、独我的に深刻ぶっても批評精神は成り立たないんだろう。

矛盾してるようだけど、面白さと切実さ、魅力と鋭さ、みたいなものを両立してなんぼなんだろうなと思いました。