2013-01-01から1年間の記事一覧

アカペラ試論

おはようございます。 おとといは、サークル各位、冬ライブおつかれさまでした。見に行くことはできませんでしたが、盛況っぷりはTwitterの流れでわかりました。ほんとうは生で見たかった思いですが、それでも成功したならよかったなと遠くから思っていまし…

「浮気」試論 すべての恋愛に生きる人へ

僕の好きな思想家に、吉本隆明という人がいます。 よしもとばななの父親、というと、ピンとくる人には、ピンとくるかもしれません。 戦後思想界の巨人、と称され、数多くの著作を残された方です。 去年惜しまれながら亡くなりました。今にして、非常に残念に…

5時前の独り言

今更だけど、戦争も死ぬのもいやだなあ。生きている限り、どっちも避けられないものだけど。戦争はわからんね、100年くらい起きずに済んじゃうこともなくはないのかもしれないし。でも、生きていたい。死ぬのはつらい。張り合いが出てきて、初めてそう思った…

読者を想定せよ!?

嘘つきました、就活の話はひとまず置いておきます。多少僕自身が折り合いをつけて(というかそうせざるを得ない事情もあって)、職につかねばならんという意識を持ったからです。生活の不安、将来の不安というのは、どこまでも僕を脅かします。元々、義務感…

やる気の出ない就活について・序

久々に、語学のクラスの飲み会がありました。クラス、と言っても2年生のときまで一緒だっただけの集まりで、それ以降は学校で定期的に顔を合わせる機会はなかったのですが、旧交をあたためるような感じで久々に集まったのです。だいたいみんな4年生で、だい…

無い内定の男、就活を語る!

表題のような内容の文章を近々書こうと思っています。15年卒が動き出すこの時期、需要はあるかわからないものの、一部の人には多少共感をいただけるものが書けるのではないかと考えている次第です。私は就活においてことごとく失敗しました。最終面接まで受…

大胆な仮説

言うほど大胆でもないかもしれないが、小説を書くとき、特に純文学的な理念のもとで何かを書くときには、資料集めだの下調べだの、といったことはしないほうがいいんじゃないか。結局、表現しなくてはいけないことは、すでに自分の中にあるのだ。それを表現…

Take it easy......なんて自分に言い聞かせることにあんまり意味はなくて、プレッシャーのもとになってるものをちゃんと絶ってやらなきゃますますどんづまりだよ、っていうことを思ったので、もうちょっと納得できる理屈というか自分自身でちゃんと飲み込め…

胃も痛いので手短にまとめていければと思う。 誰かに小説を読んでもらって、何らかの「批評」を受けたときに、それをどれだけ自分の中に取り入れる必要があるだろうか。 このことは、小説の書き手が目指さなくてはならないゴールに関係しているような気がす…

リーガル・ハイ

たまにはタイムリーなネタでも扱ってみようかと思った。 というか、自分なりに感じたことが結構ボリューミーで、ちょっと書いておかずにはおれないので書く。 はっきり言って、「リーガル・ハイ」は2期になってずいぶんつまらなくなったと思っていた。 それ…

受けた批判について考える

批評されることの恐ろしさをまざまざと感じている。 心が抉られる。 自分の作品を否定されるという経験が、これほど痛みを伴うとは。 予想以上だった。胸が痛む。息苦しくなる。 否定と批判は違うか。 ある程度は違うけれど、ある程度は違わないのだ。 どち…

言葉の限界を意識すること

含蓄のあることを言えるような年齢にはまだまだ程遠いし、無理をして何か言っても青臭いし胡散臭いばっかりになる。 だから今は、とにかく無心に自分を開いて、入ってくる限りのものを吸収するしかない。 その先でどんなものが得られるかはまだ分からなくて…

教えることについて思うこと

バイト先の20代後半くらいのお姉さんが、自分の後輩に対する指導方針について滔々と語ってくれたんだけれど、それがあんまり聞いていてうなずけないものだったからそれについて少し書く。 つい三日くらい前に、バイト先に新人の子が入ってきて、先日その子の…

「キャッチャー・イン・ザ・ライ」

「キャッチャー・イン・ザ・ライ」をめぐる対談で、村上春樹が若い頃の読書歴について話していた。 詳しいことは覚えていないけど、同世代における読書のパターンのようなものはあったようだということを話していた。 この作家から入って、次はこっちにいっ…

いい小説の要素

いい小説の条件、などと言うと言い過ぎになるだろうから、せめて自分が好きな小説に通底する要因を考えながら、自分が意識しなくてはいけない点を考えてみたいと思う。 好きな小説は、やはりストーリーがきちんとしている。 ストーリー、構成というのがいい…

とにかく書いてみること

すごく天気がいい日だから、携帯の充電が終わるまで日記を書こうと思う。 書き物をしていると、ある程度の偏差はあるけど、大体自分の書き方というのが決まってくる。 この書き方、というのは、いろんな要素から成っている。 たとえば、文を書くときの言葉の…

社会では全く役に立たない言葉の一例

生きていかなくてはいけない、という切迫感には、すごいものがある。 だいたいのところ、私たちは切迫されて生きている。「~ねばならない」「~しなくては」のパワーは、驚異的である、と思う。 子どもが口にしてまずいというものを、大人がうまいうまいと…

独白

書きたいことが分からなくて参っている。 書きたいことは、何かの答えではないのではないだろうか? 人生における大きな問いと、それに対する答え、などという単純なものではないのかもしれない。 もしかしたら問いそれ自体かもしれない。 人生、と呼ばれて…

夏休みのこと

とても久しぶりに書きます。 (1)夏休み 夏休みを休みらしく過ごしました。 川で遊びましたし、バーベキューもしました。 お酒もそこそこに飲みました。 私はまだ大人と子供の中間地点でうろうろしているからこそ、そういうことを甘受して許されているわけ…

昨日の日記

土曜日ですね。 朝から一人で本を読んだり、飽きてこうやってブログを書いたりしています。 割と涼しくて、エアコンもつけていません。 近くの大きな道路から、トラックのような大きい車が走っている音が、くぐもって聞こえます。 セミも今日はどことなく静…

なるべく開かれた意識でいようとすることについて

前回の更新からちょっと間が空きました。 このことについて書きたいな、ということが見つからなかったのです。 というか、見つけようとしてなかったのかもしれない。 それは自分からそうあろうとした部分もあるのです。 よく、インプット・アウトプットとい…

分かり合うことについて

シャルドネサワー飲みながら書きます。 シャルドネってブドウの一種なんですね。白ワインの原料にされる品種だそうです。 そういうことをさらっと語れる文化的な人間にもなってみたかったなぁ。 いきなり関係ない話に飛びます。 人と分かり合うことって、ど…

よくある話についての一考察

昼寝をしていたら、姿勢が悪かったのか二の腕の筋肉がおかしくなりました。攣ったように痛いです。起きたばかりに比べればずいぶんまともになったものの、まだちょっと不自由です。寝ていた間の自分に文句を言ってやりたいところですが、そんなことはできな…

マンガを読むこと(短文)

最近、家の中にがマンガが増えつつあります。BOOK OFFの存在の影響は大きいですね。品質において全く文句のない状態のマンガ本を、一冊105円ぽっちで買えてしまうのは、金のなさをごまかしつつなんとか生活している私(たち)にはありがたい話なわけでして。…

無理に通りのいい言葉にしないことについて

難しいですが、現実を現実としてきちんと受け止めたうえで、そのうえで感受したものを、表現できるようになりたい。そんなことを思いました。 たとえば。ぼーっとしていると、私が今生きているこの現実の空気とか雰囲気みたいなものを見落としたままで、それ…

頭でっかちの反省文(まとまらないver)

今の自分になんぼのものが書けるのか。 「思想に行動が足りない」、これは自分の最大の弱点かもしれません。頭でっかちで、現実が見えていない。そういうところがあるのかもしれない。ないのかもしれない。 どんなにわめいたって、序列みたいなものがありま…

てならい

「人って、どうして恋をするんでしょうね。」 カナが私の腕の中でそう言ったとき、もうすべては壊れ、終わりかけていたのだと思う。私もカナも、そのときは、とてつもなく大きな川の両岸に立っていたようなものだったのだろう。そこからは、いくら目をこらし…

痛みを引き受けること

毎日更新、みたいな変な気負いはないつもりなのですが、結果的にこれまで毎日更新でここまでやってきています。 明日は、明後日は、一週間後はどうなっているんだろう。 最近痛みみたいなものから遠い生活が続いています。 別に悩んだり苦しんだりすることが…

カポーティ「夜の樹」のこと/wikipediaのこと

トルーマン・カポーティの「夜の樹」を読んでいます。 村上春樹に影響を与えた作家の一人、ということがwikipediaに載っていました(wikipediaかよ、って話はまたあとでします)。 そのことは読み始めてしばらくしてから知ったのですが、確かにそんな雰囲気…

ブログはじめました

おはようございます。朝からたいへん暑いですね。 さて、このたびブログを開設することにいたしました。 多くの人に向けて文章を公開する、というのは久しぶりのことですが、いよいよ自分にとっての必要性が高まりつつあるので、ちょっとやっていこうと思い…