急に電話がかかってきて嬉しくなること

小説書きたい。(自己暗示)

 

イデアが降ってくるの待ちというか、ちょっとしばらくは頭の中のゴチャゴチャを洗練する時間なんだろう。まあしょうがない。思っていること形にしてみたいことを、とにかく書き並べて、洗練させること。それしかない気もする。できるかな。やれなきゃ仕方ない。頑張りましょうへいへい。

 

自己暗示タイム終了。

 

昨日突然友達から電話がかかってきた。三人で仲のいい人がいるんだけど、そのうちの一人が大学院の修士課程を終えて海外の研究所に行くことになって、その人がいよいよ出立だからその前に話をしよう、ということだった。

向こうは二人でいたから、受話器のあっち側はやけににぎやかだった。歳もそこそこ離れているし、気の置けないというほど距離が近かったのか自信が持てないんだけど(僕が勝手に緊張していただけというのはあるんだけど、だからまあ近かったと言っていいんだろう)、でもやっぱり友達だから急に電話をもらえると嬉しいのだった。

こっちはメシ食いにすき家に入ったばっかりだったから、めちゃくちゃ間が悪かったけど、そんなこともあんまり関係なくテンションが上がった。テンション上がりながら周りの目を気にしていた。

 

仕事が終わって正直どっと疲れていたところに電話が急にかかってくるって、なかなかいいもんなんだなあと思った。いや、正確には予告的なものはあったんだけど。電話していい?みたいな。それがなかったら若干困惑したかもしれない。そのへん含めて心遣いがあって嬉しかったのかもしれない。

 

僕は友達が少ないと自称しているけれど、案外そんなこともないのかもしれなくて、なんというか緊張せず身も心もぐっだぐだになれる相手をしか友達と呼ばないというのであれば、そんな人はまだめぐり会ってもいないかもしれない気がする。

それに、本当につらいときに助けを呼べる相手っていうのもいない。誰に電話かけたりメールしていいかわからなくてひたすら抱え込む。元気になるまでうずくまって耐えるしかない。あの瞬間は、誰に相談したって無理だ、みたいな気しかしないし、拒否されるリスクの少ない誰かを選び取るなんて気力も残ってない。というか拒否されるリスクのほうが1%でも残ってたらそっちに目が行ってしまうし、そう考えると誰にも助けなんて求められない。

でも助けを求められる友達っていうのもたしかに友達だと思うんだけど、ふいに電話をかけてきてくれたら嬉しい人とか、ものすごく孤独なときにぬか喜びさせてくれる人っていうのは、やっぱりそれなりに友達なんだと思う。

そういうのがどうしようもなくうっとうしく感じられる相手もいるなかで、嬉しいと思わせてくれる相手というのはやっぱり貴重で、そういう人のことは(やや漠然とした言い方だけど)大事にするべきなんだと思う。

 

独りでいること、孤独であること。

難しいね、独りでいても寂しくなくて、強く生きていけたらいいんだけど、なんかそのへん難しいね。引きこもり閉じこもることと独立した自分でいることと誰かに依存しないことと、「独り」っていろんな意味合いをばらばらと含んでいるから、そのへん切り分けて考えないと分裂的な思考になっちゃう。「独りでいられる強さを持て」っていうのと「あなたは独りじゃない」っていうのは両立するんだろうけど。同じ言葉を安直に使うのはよくないな。

 

朝からぐちゃぐちゃ書いたからまったくまとまりがないけど、とにかく急に電話がかかってきて嬉しい人は友達だと思いました。僕も好きな人には急に電話かけたらいいだろうか。「あなたと話したくって~」って言われたら確かに幸せだもんな。これまた大いに相手によるから難しいんだけど。