激しい毒

きれいなあたま、きれいなからだ、になりたい。

 

 

考えすぎなんじゃないんだ、考えるだけだったら3秒で終わるんだ。

余計なことを考えているんじゃないんだ、考えているようでいて何も考えてないんだ。

内臓がひきつってるだけなんだ。それが頭をにぶらせるんだ。

 

もう十分間違えた。

間違え続けてこんなところにいる。

こんなところってどこだかもよくわかってない。

食って寝て溜めて捨てて、そうやってゆるい下り坂を転がり落ちていくだけ。

止まることのない過程。

遅らせることもできない過程。

 

転がっていくときに何を上乗せできるのか。それが問題なんだ。

花火を打ち上げるんだよ。

いくつ打ち上げられるか、どれくらいきれいなのを打ち上げられるか。

ためらってる間にも高度は落ちていくよ。

それなら怖がっている時間がもったいないね。

 

強くなれ。タフになれ。

恐れるな。傷なんてつかないよ。

 

羽が折れちゃったと思ってる。

期待しすぎなのかな。

いちばん高いところまで行かなきゃってさ。

 

すごいって言われたい?

見返したい?

そんなそんな。

 

上手に生きたい。

上手ってなんだ?

 

問いのための問い。

些細でどうでもいいこと。

どうでもよさそうなことを真剣に考えている人のほうが、楽しそうに見えるのはどうしてだろう。

本質なんてものがこの世界にはないからか。

だいぶ何かに毒されてんよ。

こっからいきなり目が覚めるなんてことはありえない。

 

僕は何を目指せばいい。

何を見つめればいい。

何が僕を自由にしてくれる。