やめます

小説書くのやめます。

一旦やめます、とか言うと結局頭のなかを離れないので、そういう言い方はしません。
やめます。
もう書かない。

書くことに固執しすぎたんだと思います。
たえず考えているようで、思っていたのはまったく別のことでした。

逃げます。
逃げ出します。
入れてやらない、締め出してしまう。

なんだこれ、読み返すとぐさぐさ刺さるなあ。笑

でもやめよう、無理だ。休もう。
俺はいま空っぽだ。
何もない、何もかも絞り尽くされた空っぽ。
振っても何も出やしない、音さえ出ない。
そんな人間にものが書けるものか。
何かを憎んでいるくらいのほうが、まだ筆は進むだろうな。

忘れて楽しく生きよう。そうしよう。