反省会

おととい書いた話を、ちょこちょこと褒めていただいたり、至らぬところを指摘されたりして、嬉しかったり「やっぱりなあ」だったりと興奮しています。

躁状態です。全然落ち着かない。

やっぱり書いたものでつながっていけるのは楽しい。

 

ほんとはそれだけじゃだめなんですけどね。

 

素敵な話を書きたいのは山々だけど、それだけじゃちょっと足りない。

ぶっ壊すような作品じゃなきゃダメな気もしてる。

わかりやすい話を作ってわかりやすい論理を追っただけじゃ、すでにあるサーキットをぐるぐる回るだけだと思うから。

 

「日常の描写にきちんと意味づけをしろ、でないと話が冗長になる。」

たしかに、と思う一方で、どんどん分かりやすくするってつまり「既に共有されてる解釈を物事に付与していけ」ってことじゃんそれってどうなの、という思いもある。

解釈の独自性で勝負だ!という地道な経路もあるような気はするけど。

いずれにせよまあ今のままじゃだめだ。

 

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Twitterでアホみたいなことばっかり垂れ流して承認欲求を満たす日々が続いてる。

たしかに楽しいんだわ。ウケそうなこと書くの。

でもそんなことばっかりやってていいのかなって。

 

反省したがるっていうかそういうクセみたいなのは昔っからだし、なんのための反省なのかはよくわかんないけど。

でも人にウケようと思う気持ちばっかりで動いていたら、落っことしちゃいけない自分の意地みたいなものを忘れる気がする。

何でも言いやすいところにまで登りつめて、そこから好き放題言ってやる、みたいなことを考えていた気もするけれど、それはやっぱりちょっと卑怯かな。

どこから叫んでもちゃんと通用する正しさ、真実味を目指して勝負、じゃないと。

多数派の論理をふりかざすのはいつだって楽ちんだけど、それじゃすぐ色あせる、多分。

 

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張らずには生きていけない意地がある人間じゃないのはわかってますとも。

早死になんか多分しないんだろうな。

少なくともロックじゃないですよ。

そういう類の才能はないんだと思う。

手持ちの武器でいけるとこまでいくしかない。

いやしかし、なんとか揺さぶりをかけられたらな。くそみたいな世界と自分に。

 

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ありもしないものに憧れたりはしないで。

舞い上がるのではなく地面につるはしを突き立てつづけて。

気をつけないと、そんなことすぐ忘れちゃいそう。