体から入る
一日一回は必ず向き合うこと。
それを10年続ければ、どんな物事でもものになると吉本隆明は言った。
10年後のことなんてわからないけど、なんとなく真実味があるような気がするし、少なくとも一つの十分条件ではありそうだ。
(そう思いたい。どんな日でもしがみついていれば、と。)
一日必ず一回はやる、といったときに僕の場合は何をするべきなのか。
僕の前はパソコンに座ることだろう。
そしてテキストファイルを開き、それと向き合い何か一文字でも書くこと。
携帯でどんなに書き進めたときでも、手書きでアイデアを書き出したときでも、パソコンの前でキーボードを叩いて文字を書く、という運動の「型」に一度体を入れる。
習慣づけるためには、体の動作から入ってやらなくてはいけない。