結婚

朗報でも悲報でもなんでもなくとりあえずありのままに言いますね。

 

いい感じの人がいます。

このまま階段を踏み違えなければそこそこのとこまで行くかもしれません。

行かないかもしれません。

知りませんもう、知らないですほんとに。

 

いい感じの人がいるの久しぶりだな、5ヵ月ぶりくらいかな。

テンション上がったり先読みしすぎたりで忙しいよもう。

恋愛とかなんとかってどうしてこうなんだろうね。

もうおとといくらいとは打って変わって全然冷静に頭回んなくなっちゃったよ。

 

いそいそと結婚のこととか考えてみる。

するかなーしないかなーとかではなく可能性の話。

ありうべき人生の選択肢の一つの話。

 

結婚ねー、してもしなくても別にそんなに変わらないのではないか。

幸せの総量みたいなものは別に同じくらいである気がする。

つまり一人で頑張っても二人で頑張っても四人で頑張っても、たいして変わんないんじゃないかってこった。

それは別にニヒリズムとかではなく、頑張るのであればどんな環境でだって頑張れるってことだと。

ほんとに人に優しくしたいとか自分の言いたいことをきちんと言いたいとか、幸せになりたいとか、それを突き詰めるうえで、結婚してるかどうかってのは別に関係ないんじゃないか。

シングルだって身近な人に親切にできるし、結婚してたって自分のための考え事はやりよう次第ではいくらでもできる。

どこまで真面目になれるかだ。

 

でもまあそれは精神論でしかない。

やっぱり結婚に付きまとうのは子どもじゃん。責任じゃん。

金も要るじゃん。

いっしょに動くわけじゃん。

相手のことと自分のことの区別が薄まりつつも、他人同士なところもあるわけじゃん。

そういうのってもう、頭で考えてもたぶんわかんないんだね、手探りで見つけていくしかないんだろうね。

だから覚悟なんだろうね、うまくできるとかできないとかってもう頭で考えるもんじゃなくって、姿勢の問題っていうか。

その覚悟って相手のためにするもんかもしれない一方で、やっぱり自分に向けてするものでもあるんだろうな。

もう、ここを掘ることに決めるよ、みたいな。

 

冷静に考えてびっくりだよ。

一人の人間が二人集まって、同じところで顔つき合わせて。

あげくにはもう一人二人、他人なんだかなんなんだかわからない人間が生まれてきて。

そいつらがどんどん大きくなって、形を変えて。

なんだそのダイナミズム。激動だな。もう環境に振り回されるとか、そういうレベルで済まないかもしれない。自分にこだわってられない、そういう領域の極致かもしれない。

 

覚悟かー。

自分で決めることだよな、他人あってのことではあっても。

世間体とかそういうのに耳傾けすぎててもきりがないというか。

でも世間はうるせえというか、なんだろうね、あれこれ口出ししてくるんだろうか。

きちんとしてれば文句言わないか。

いや、そんなもんでもないな。

芸術といっしょって気もするよ。とにかくもう、家族ってものを自分たちなりにちゃんとつきつめていく、そうやって唯一それしかない家族を作り上げていく。

そんなのは他の誰にも真似できないものだから、誰も通り一遍な文句なんて言えない。

通り一遍の文句で揺らぐなら、そこからまた突き詰めて考えればいいし。

とにかく自分のペースでやることかもしれないな。

 

とりあえず、誰かが決めてくれるとか思うのはやめたほうがいいかもしれない。

勢いで決めるのも自分で決めたことにはならないだろうし。

一歩を踏み出す、って気持ちで結婚するなら、それはそれでありかもな。